【ワークショップご報告】 「お正月を迎える白い切り紙 めでたい紋切り」東京・大田区 本と工房の家

白い半紙に向かう時間が、年末のせわしなさの中で心を落ち着かせ
お正月へと向かう心構えを準備する。そんな気がします。

おやつは前日からゆっくり煮た餡を土に見立て、お団子を乗せ、その上に松葉をさしました。

これは「庭田植え」とか「雪中田植え」と言われる風習をイメージして作りました。
小正月に行われるというこの風習は、その年の豊作を願い「田植えの真似事」をする「予祝(よしゅく)」行事の一つ。
お芝居をするように実際にやってみることで、実現を願う。
成功のイメージトレーニングのような効果があるかもしれませんね。

松葉は、庭の剪定をしていた植木屋さんからいただきました。
そういう偶然も嬉しい。

しもなかなぼ

 


2018年12月1日(土)に、大田区・御嶽山駅そばにありますエクスプランテの期間限定スペース「本と工房の家」で開かれましたもんきり・切り紙ワークショップ「お正月を迎える白い切り紙 めでたい紋切り」は、おかげさまで無事終了いたしました。

今年も、12月がやってきました。
皆さんにとって、今年はどんな年だったでしょうか。
白い切り紙を眺めながら今年一年を振り返り、あたらしく迎える年を想います。