桐(2) 光琳桐

桐の実

桐紋の大きな葉の上にあるのは花房だといわれる。
しかし、桐の実を見るたびに、もしかしたら…と思う。
花は初夏の数日だが、薄緑の実は青葉の中で良く目立ち、長い間残っている。落葉後は、茶色い神楽の鈴のような姿で枯れ木をにぎわす。手に取るとハラハラとかすかな音をさせ種を風に飛ばす。
ご先祖様もこの実に強い印象を持ったはずだ。

この紋は「中陰光琳桐」。似ている「鐶桐」の紋を『もんきりがた らくらくの巻』に収録。

しもなかなぼ

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