向かい兎

月の出を待つ

闇夜の新月を朔、月立ちとし、満ちていく月を上り月。満月を望、欠けて行くのを下り月という。中秋の名月の後は十六夜、居待月、寝待月と欠け行く月を惜しむように月を見る。かつては旧暦9月の十三夜、二十六夜待と月を待つ行事がたくさんあった。こんなふうに私達の祖先は寄せては返すリズムの中に暮らしてきた。

この紋は「対い兎」。『紋切り型 月之巻』『いろはにもんきりあそび』『紋切り型mini 日本の行事』に収録。

しもなかなぼ

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