実付き楓

小さなプロペラ

楓といえば秋の紅葉。
いえいえ、ご先祖様は四季折々の楓の姿をちゃんと見つめていた。
春先の青く柔らかい葉の間に、小さな花が咲き、その後に2枚羽のプロペラなような実を付ける。種はくるくると風に舞い、遠くへ子孫を運ぶ。そんな愛らしい姿も文様にしたのだ。
俳句の季語に楓の花はあるが、実を取り上げたものは何故かあまり見かけない。

この紋は「実付き三ツ楓」、『紋切り型 月之巻』で作れます。

しもなかなぼ

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