
伝統と今を重ねる
江戸時代から庶民に愛されてきた紋きりは、昭和の始めの頃まで図工の教科書に載っていたという。それを確かめようと、古い教科書を調べた。明治、大正、昭和。教科書は時代を映して変化した。かつては文様のページが大きな比重を占めており、琴柱という伝統のモチーフも展開してモダンな文様に。これぞ生きている文様の姿だなあ。
真上の「三組琴柱」の紋を『こども文様じてん』(平凡社刊・下中菜穂著)に収録。
しもなかなぼ
伝統と今を重ねる
江戸時代から庶民に愛されてきた紋きりは、昭和の始めの頃まで図工の教科書に載っていたという。それを確かめようと、古い教科書を調べた。明治、大正、昭和。教科書は時代を映して変化した。かつては文様のページが大きな比重を占めており、琴柱という伝統のモチーフも展開してモダンな文様に。これぞ生きている文様の姿だなあ。
真上の「三組琴柱」の紋を『こども文様じてん』(平凡社刊・下中菜穂著)に収録。
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