夕顔と月

俳句の境地

ふるふると震え、虚空に向けて伸ばされた蔓。闇の中でつかまる場所を求めてさまよう蒼白い指先。空には二日月とでも言いたい若い月。濃い闇の中で営まれる植物の不思議を封じ込めたようなこの「夕顔に月」の紋。その鮮やかなデザインの手腕には、つくづく感心。それは、限られた字数で一瞬の情景を活写する俳句の境地と似てはいまいか。

この紋は「夕顔月」。

しもなかなぼ

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