
2026年2月27日に行われた渋谷区・景丘の家での伝承行事展示の様子を、ご報告申し上げます。
* * *
今年の旧暦の小正月は3月3日です。小正月は新年初めての満月。本来の迎春行事の数々が行われる日です。「庭田植え」もこの日の行事ののひとつ。まだ冬景色の中で、松や藁束などを使って田植えのような仕草をすることで、この年の方策を祈る「予祝」の行事です。
冬景色の中の田植え!今回はかねてより興味を惹かれていたこの行事をやってみました。


室内での展示、何に植えようか?
そうだ、去年渋柿を送っていただいた時に入っていたおがくずをとってある。
これを田んぼに見立てよう。

やはり松葉は瑞々しい。そして良い香り。

稲の苗に見立てて縛ってみる。

早乙女になって、植える。
なんだか厳粛な気持ち。

鹿児島県にはこんな庭田植えもあるという。
竹串に白い紙を挟んだシンプルな造形。これを並べると何故か稲穂の風景が見えてくる。
なんという抽象!


景丘の家サイト
https://kageoka.com/