旧暦カフェ・ワークショップ 第12回「夏越」 東京・南青山 折形デザイン研究所 2019年7月28日(日)

旧暦のリズムで日本の年中行事を再発見する体験型ワークショップ、「旧暦カフェ」。

来る2019年7月28日(日)、 12回目となる旧暦カフェ「夏越」を東京・南青山 の「折形デザイン研究所」にて開催いたします。

先日第11回旧暦カフェワークショップ「端午」を開催した折形デザイン研究所で、今度は「夏越」をテーマに日本の季節と行事を旧暦のリズムで再体験してみませんか。江戸時代に楽しまれていた切り紙遊び「紋切り」も、夏越にふさわしいものを作ってみます。

行事を通じて伝えてきた人々の暮らしと知恵から学び感じる、知的好奇心をくすぐる大人の自由研究。
皆さまのご参加をお待ちしております。

前回の旧暦カフェ「端午」の様子
https://www.xpl.jp/ws-20190605ogkreport/

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旧暦六月晦日に行われる行事、「夏越なごしはらい」。
旧暦が使われていた時代にこの行事が行われた日を現在の新暦に直すと、今年は7月31日です。
その少し前の7月28日(日)に、旧暦カフェ「夏越」を開きます。

六月は一年の折り返し地点。
十二月が正月を迎えるための準備の月であるように、
お盆をひかえ、様々な禊祓みそぎはらいをするのがこの月です。
六月晦日は、多くの神社で夏越の祓いに「くぐり」が行われます。
境内につくられた大きなチガヤの輪を潜ることで溜まったけがれを落とすとされます。
これに使われた茅を小さい輪にしてお守りとして配る神社もあるようです。
神職でもある折形デザイン研究所の山口さんと語り合いながら、さらにそれ以前の古い層の風習にも迫ります。
実際にチガヤで輪を作ってみましょう。
なぜチガヤなのか?どうして輪をくぐるのか?なぜぐるぐる回るのか?
みなさんと一緒にその秘密に迫ってみましょう。


第12回 旧暦カフェ「夏越」/折形デザイン研究所にて
日時:2019年7月28日(日)13:30-16:00頃
参加費:6,000円(税込)当日お持ちください。
  季節のお茶とお菓子付き。
場所:折形デザイン研究所
  東京都港区南青山4-17-1
定員:16名

当ワークショップの詳細とお申し込みは、下記リンク(折形デザイン研究所サイト内)より
http://origata.com/activity/cat_000550.php

折形デザイン研究所サイト
http://origata.com/


日本には季節に合わせ様々な行事がありました。
美しい約束事や作り物が暮らしの中に豊かな景色を作り出していました。
ところが暦が変わってしまったことで、どこか実感が伴わない。
もしかしたら、私達は行事の大切な部分を見失っているのではないか、、、
そんな違和感がどうしてもぬぐえません。
そこで、あえて旧暦の日取りで「やってみる」研究会をしてみようと思い立ちました。
みなさんと一緒に行事をめぐる知見を持ち寄り、行事の肝が何なのかを手探りをする実験を続けています。異分野が交錯するカフェであり大人の自由研究会。
2017年~「はけの森カフェ」で開催。2019年は「本と工房の家」でも・・・どうぞお気軽にご参加ください。 下中菜穂