違い柏

若葉を見届けるまで

若葉が広がる柏の木の下では、空気までもが青く染まるようだ。
多くの落葉樹は、いったん葉を落としてから新芽を吹く。
しかし、柏は春に若葉が広がるまで、古い葉が枯れたまま木に残る。
その姿に「子が生まれるまで親が死なない」「家が絶えることなく続く」というメッセージを読み取ったのだろう。
多くの家で家紋として使われて来た。


この紋は「中輪に違柏」。柏の紋は『紋切り型 風之巻』に「七宝柏」を収録しています。

しもなかなぼ

カテゴリー: お知らせ   タグ:   作成者: エクスプランテ   この投稿のパーマリンク

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