結び蔦

花結びのまじない

縁結びを願って贈答の品に結び蔦の紋を添えてみた。
源氏物語の昔から、花や蝶などのかたちに紐を結ぶ「花結び」の技は、歌や琴、書などと並ぶ姫君の教養のひとつだった。
結びは産霊(むすび)のことであり、陰陽がより合わさって新しいものが生ずること。
結び目をつくることは美しく飾るためだけではなく呪術的な意味があったのだ。

この紋は「結び蔦」。
『紋切り型 地の巻』『紋切り型mini 紙あそび歳時記 日本の行事』に収録。

しもなかなぼ

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