菱形1

おまじないの紐飾り

かつて女の子は七歳になると、付け紐の付いた着物に代え、大人と同じ仕立ての着物と帯を身に着けるようになった。
これが紐落、帯解という大人への一歩を踏み出す行事だった。
紐には前がはだけないようにするだけでなく、抜けやすい魂を結ぶという意味があった。付け紐の根元には母の手で、おまじないの菱形の紐飾りが施された。

『背守り練習帖』で背守りの図案を豊富に収録しています。

しもなかなぼ

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