菖蒲革

魔をはらう芳香

古い本の布張りの表紙に「菖蒲革」文様を見つけた。
もとは武具の革に染められ、菖蒲が「尚武」に通ずることから武家が好み、足軽の袴にも使われた。
端午の節句には菖蒲湯だけでなく、軒に菖蒲やヨモギをつるしたり、頭に挿したりする風習があった。
旧暦のこの日は「薬日」と呼ばれ、これらの強い芳香の植物を「薬玉」にし、病魔をはらった。

この文様に似た「古代菖蒲」の文様を『新版 文様切り型』で作れます。

しもなかなぼ

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