背守りのお寺 鬼子母神真成寺

背守り


富山の帰り 金沢の背守りのお寺 鬼子母神真成寺さんに。
長年気になっていた背守りが奉納されてきたお寺です。

背守りは重要文化財となり、厳重に管理されたお蔵に。
本堂には背守り以外に病気平癒願いの折り鶴や 子授けの柄杓(もういらない底の抜けた柄杓)、庚申さんのよだれかけ、人形などがうずたかく積まれています。

かつてはこの本堂一面に吊るして、百徳着物(小布をはぎ合わせた着物)背守りのついた着物の虫干しをしたそう。

このうずたかく積もる思いの吹きだまりのような場所。
この場を感じることが出来てよかった。

 

今回はまずは箪笥の引き出し一つ分を拝見。

時々空気を通す必要があるので…
ということで、もっとよい季節にもう一度うかがいたいところ。
気さくなご住職夫妻で、背守りの風習を今に蘇らせたいということに
共感していただけました。

奉納の品はどれも壊れやすく、どんどん朽ちていき、
新しい奉納はほとんどないとのこと。
ワークショップで出会う方達にこのお寺のことも語っていきたいと思いました。

しもなかなぼ

カテゴリー: お知らせ   タグ: ,   作成者: エクスプランテ   この投稿のパーマリンク

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