夏越(なごし)

新暦で6月といえば、シトシトと雨が降り続く風情のある季節のはずでした。
しかし、最近は気まぐれな豪雨と熱暑の激しい季節になってしまいましたね。
ともあれ、本来の夏越(旧暦6月晦日)は、盛夏の行事で、今年は8月7日。
まだまだ1ヶ月以上先ですが、神社で行われている夏越の神事は、今では新暦で6月30日に行われているものが多いようです。

子供の頃、我が家には「夏越の祓(なごしのはらえ)」をする習慣はなく、この行事のことも知りませんでした。

長じて東京の大田区に住むようになってから、地元の神社に「形代(ひとがた)」が置かれているのを見つけ、なんだろう?と手に取ったのがこの行事との出会いでした。

身近な神社で、陰陽師の呪術のような儀式が、未だ行われていることにびっくり。
それ以来、ほぼ欠かさず、この形代で家族と飼い猫の身体を撫でては、神社に納めています。



しもなかなぼ


※夏越についての更なる考察コラムは、下中が客員研究員として参加しております「くらしのこよみ」友の会の会員サイト(有料)にも掲載予定とのことです。

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