川崎市の日本民家園のコト八日

高い高い竹竿の先には籠。ゆったりとくつろぐ大きな獣のような藁葺き屋根の脇に立つ。青空に吸い込まれるような高さ。
旧暦2月8日の夜メヒトツコゾウがなしをくるから、それを脅すために目のたくさんあるカゴを掲げるのだという。
この不思議な風習が、どんな暮らしの中から生まれたのか。こうやって実際の民家の空間とともに体験すると
想像力に深みが増す。

暗い室内。開口部が切り取る景色が美しい!

そして、差し込む光の移ろいも。

しもなかなぼ