【ご報告】伝承行事展示 『旧暦で行事をやってみる ~ 小正月 ~』下中菜穂 渋谷区・景丘の家

2023年2月5日に行われた渋谷区・景丘の家での伝承行事展示の様子を、ご報告申し上げます。


おくどさんの上に飾られ、門入道ならぬ台所入道として、
しばし景丘の家を見守ることになりました。
この丸太は近所の図書館の前にあったカヤの老木が切られてしまうのを知った友人が貰い受けたもの。
こんな形で生き返りました。松の枝、オタワラはくさっぱら公園から。
アワボヒエボもくさっぱらのコウゾの枝。ホダレの藁は友人の田んぼから譲り受けました。
削り花はここ数年、各地の先達に教えを乞うて修練しているもの。
今年は日本民家園で教わり、少しは削れるようになったかな。ニワトコの枝です。
ひとつひとつの素材にまつわる記憶や物語があること。それがかたちに力を与えている気がします。
自ずと何者かに「ありがとう」という気持ちが、じんわりと湧いてきます。

台所は家の中心。ここを守るカミサマはなんだか頼もしい!
初めて作ってみたのですが、なんだか一家にひとりこんな守り神というのも
今の私たちの暮らしにも取り入れられる風習かも知れないなあと思いました。

詳しくは下記リンクもご確認下さい
景丘の家サイト内 イベント詳細ページ:
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景丘の家サイト
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