蜻蛉1

精霊は姿を変えて

暑い夏の日差しを浴びて、稲の穂は少しずつ重くなる。
青い穂波が揺れる田んぼの上をせっせと飛び回り害虫を食べる蜻蛉の姿に、人々は秋の豊作を予感する。
弥生時代の銅鐸にも蜻蛉が描かれた。
お盆の時期に群れるので、祖先の霊の姿だとも。
そういえば窓からすーっと入って来た蜻蛉が、何か物言いたげだと感じることがある。

この紋は「丸に向かい蜻蛉」。
『紋切り型 風之巻』『紋切り型mini 日本の行事』に収録。

しもなかなぼ

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