鬼蔦

それにしても、なぜ?

鳥居清長の錦絵に描かれた江戸・深川の遊女。
江戸時代、華美を禁じられた町民は「四十八茶百鼠」と言われるほど、地味な茶や鼠色の中に微妙な違いを見いだした。
この女性も渋い茶の着物。
胸には鬼蔦の紋。遊女たちの間で蔦紋が好まれ、流行したという。
その心はお客に絡んで離れない。覆いかぶさり生い茂る。なんとたくましい!

蔦の葉の紋は『紋切り型 地の巻』に多数収録。

しもなかなぼ

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