菊の着せ綿

旧暦9月9日の重陽の節供。今年は10月23日にあたります。
毎年この頃にはさすがに路地の菊が咲くのに、なんだか今年はそれも遅れているよう。
菊の着せ綿といえば、大輪の菊に真綿を載せたものを寺社などで見かけるけれど、
この風習が平安時代のものだと考えると、あの時代に大輪の菊はなかったはずだよな〜と
なんとなく違和感を感じていました。ということで、小菊に真綿を被せてみたら、
なんだか雪をいただいた山か、頭を雲に覆われた山みたい。