粽(ちまき)

2019年6月5日(水)に開催する紋切りワークショップ・旧暦カフェ「端午」の準備のために材料集めに伊豆の宇佐美に行きました。
今回は「ちまき」に注目。粽用の笹を探しました。
クマザサの若葉は白いくまがないのです。この青い葉を旧暦カフェ「端午」に粽を作るために採集。長さは20cmくらいで、ネマガリタケ(東北方面や高地にはえる)の30cmより小さいけれど、これで試してみるつもりです。

初めて笹の葉を茹でました。
なんだかいい香りです。
この若葉の時期だからこそ粽なのですね。きっと。
これはやってみないと気が付きませんでした。
行事とそれに使われる植物は季節のめぐりと深い関係があります。
そのことが腑に落ちました。

点線の穴が空いた葉は、笹の葉がくるくる巻いている時に虫がポツリと穴を開けたもの。
開いてみたら、点線になっているというわけです。面白いな〜。

道にたくさん落ちていたこれは、、、
オトシブミ(ゾウムシの仲間)です。
くるりと葉を包んで、中に卵を産みます。
どうやって巻くのか、見てみたい。
あ、これも「粽」ですね!

しもなかなぼ


もんきりワークショップ 旧暦カフェ「端午」は、東京・南青山の「折形デザイン研究所」で2019年6月5日(水)に開催いたします (旧暦で「端午の節句」の時期は、現在の新暦では6月7日頃にあたるため、旧暦の暮らしのリズムに合わせてどのような気候や月日にこの行事が行われていたのか、皆さんと共にこの「旧暦カフェ」ワークショップで、全身を使って再体験してみようと思います) 。

今回は、礼法である「折形」の秩序ある美しさをモダンデザインとして捉えなおし今に活かせる「折形」を探求していらっしゃる「折形デザイン研究所」さんとのワークショップですので、皆さんと「折形」についてのお話も学び合いながら、もんきりワークショップで豊かな時間を過ごせるのを楽しみにしています。

開催日まで間際ではございますが、ワークショップ参加ご希望の方は、折形デザイン研究所のイベントページに申込みフォームもご用意いただいておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

第11回 旧暦カフェ「端午」/折形デザイン研究所にて
日時:2019年6月5日(水)13:00-16:00頃
参加費:5,000円(税込)当日お持ちください。
  季節のお茶とお菓子付き。
場所:折形デザイン研究所
  東京都港区南青山4-17-1
定員:20名

お申込みフォームなど詳しくは
折形デザイン研究所イベントページ
http://origata.com/activity/cat_000548.php

折形デザイン研究所サイトHP
http://origata.com/