旧暦カフェ・ワークショップ 第16回「七草 節分」東京 南青山 折形デザイン研究所 2020年2月1日(土)

※20191228修正更新 
ワークショップ日程誤記のため修正更新いたしました。
正しくは「2020年2月1日(土)13:30より」開催です。

旧暦の時間軸で日本の年中行事を見つめなおす体験型ワークショップ、「旧暦カフェ」。

2020年最初の旧暦カフェを、※2月1日(土) に東京・南青山 の「折形デザイン研究所」にて開催いたします。

今回は「七草 節分」をテーマに、旧暦の時間軸に戻って五感を研ぎ澄まし、全身で日本の行事を体験してみましょう。

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どんなに四季折々の行事が廃れても、正月で1年を区切り、時間や暮らしが「更新する」という感覚は、いまだ私たちの中に根強くあり続けています。改めて考えるとその強さは驚くべきことです。

節分

そうはいっても、かつては、今よりずっと長い期間をかけ、多くの段取りを踏んで念入りに「更新」の儀礼を重ねるというのが正月の姿でした。
旧暦では今年は1/25が元日、1/30が七草(人日)、2/3が節分、2/8が小正月、、、。
大切な日が目白押しであるばかりか、年によっては節分が元日の前に来ることが
あるというのですから新旧暦絡まった糸のごとくです。
これらをひとつづつほぐしながら、年末年始の流れを概観してみましょう。
たくさんある行事の中から今回は七草と節分を取り上げます。

七草唄を歌いながら、七草粥を作ってみます。新暦ではスーパーで買った「七草セット」で作る七草粥ですが、旧暦のこの時期なら、野山で七草が採取できるでしょうか?七草唄の謎についても考えてみましょう。

節分といえば豆撒き。しかし、かつては「追儺おにやらい、ついな」の儀式は大晦日に行われ、今でも節分と大晦日の両方に豆をまいたり、節分を「年取り」とか「年越し」と呼ぶ地方もあるようです。
魔除けの「ヤイカガシ」も作ってみて、魔の正体についても考えてみましょう。

下中菜穂+折形デザイン研究所 

第16回 旧暦カフェ・ワークショップ 「七草 節分」 /折形デザイン研究所にて
日時:※2020年2月1日(土)13:30-16:00頃
参加費:6,000円(税込) 
    参加費は当日お持ちください。
場所:折形デザイン研究所 東京都港区南青山4-17-1
定員:16名さま

お申し込み:参加ご希望の方は、下記お申込みフォーム(折形デザイン研究所サイト内)からお申込みいただけます。
https://business.form-mailer.jp/fms/2cbd34cf114481

折形デザイン研究所サイト
http://origata.com/


旧暦カフェ。
行事を通じて伝えてきた人々の暮らしと知恵から学び感じる、知的好奇心をくすぐる大人の自由研究。

皆さまのご参加をお待ちしております。

前回の折形デザイン研究所での旧暦カフェ「亥の子いのこ 十日夜とおかんや」の様子
https://www.xpl.jp/ws-20191103ogkreport/


満ちては欠ける月。
寄せては返す波。
咲いては散る花。
積もっては溶ける雪。
生まれては死んでいく命。
時はただ真っ直ぐに進むのではなく、
めぐる季節の中で、
ゆったりとしたリズムを刻みながら
大きな輪を描く。

日々の暮らしの中で失われゆく
生きる力をかき立て、
滞ることなく時を回し続ける。季節の節目に置かれた「日本の行事」は
そんな先人達の知恵の結晶。