もんきりワークショップ 『旧暦カフェ 第8回 八朔(はっさく)』小金井市・はけの森カフェ 2018年9月8日(土)

江戸の切り紙遊び「もんきり」を楽しみながら旧暦のリズムで日本の年中行事を再発見する体験型ワークショップ「旧暦カフェ」。

旧暦カフェ第8回目は、2018年9月8日(土)に、「八朔(はっさく)」をテーマに、美しい武蔵野の自然に囲まれたmusashino はけの森カフェさん(小金井市)で開催いたします。

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20180908旧暦カフェ八朔

八朔 とは八月の朔日、一日のこと。新月です。
今ではほとんどなじみのない節句ですが、かつてこの日は「頼み」の日でした。
稲の実りを頼む「作頼み」のみならず、日頃頼りにする人に贈り物をする贈答の日でもありました。
昼寝の終日、夜なべの初日ともいわれ、季節が移り農作業の節目でもあったのですね。
瓜に紅白粉を塗って目鼻を描いた「姫瓜雛」やシンコ細工の狛犬や馬‥などを作る地方もあるとか。
いったいどんなものだったのか?興味がそそられます。今回はシンコ細工に挑戦してみましょう。
陝西省でのフィールドワークで見た、中国の小麦粉で作る「麺花」もご紹介。
世界各地にある穀物の粉で作る人形の系譜にも思いを馳せてみましょう。

20180908旧暦カフェ八朔

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正月・節分・雛祭り・端午の節句・七夕・お盆・お月見・重陽の節句・七五三・冬至などなど、日本には季節に合わせ様々な行事がありました。美しい約束事や作り物が暮らしの中に豊かな景色を作り出していました。

旧暦カフェでは、行事をめぐる知見を持ち寄り研究します。実験します。異分野が交錯するカフェであり大人の自由研究会。どうぞお気軽にご参加ください。

 

第8回 旧暦カフェ「八朔 (はっさく)」
講師:下中菜穂
日時:2018年9月8日(土)13時から16時
会場:musashino はけの森カフェ(東京都小金井市中町1‐11‐3)
会費:3,000円
(材料費込み。道具はこちらで用意します。作品はお持ち帰りいただきます)

参加お申し込み、お問い合わせ:メール、電話にて承ります。
TEL.070‐4435‐4353(はけの森カフェ)
mail: hakenomoricafe@artfullaction.net

 


旧暦カフェ次回予告 第9回目 2018年10月20日(土)「十三夜(今年の十三夜は10月21日です)」。

人々が月とともに暮らしていた頃、たくさんの月を待ち、月を愛でる行事がありました。後の月、栗名月とも呼ばれる十三夜と月をめぐる「もんきり」と思索をご一緒しましょう。

旧暦のリズムで体験する、日本の暮らしの自由研究をぜひご一緒に!

*20181015更新
次回第9回目の旧暦カフェは、2018年12月8日(土)「霜月祭 鞴祭(しもつきまつり ふいごまつり)仮」の開催を予定しています。