【自習ご報告:1】それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習(8) 月と菊。そして山

◉旧暦カフェ 「やってみる」自習シリーズ

今回の「旧暦カフェ」自習は「重陽」の提案でした。


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天野さん
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◉月へのお供え物

実家(山形県東根市)では、小さな丸盆に皮ごとの栗、ぶどう(デラウエア)、 丸い団子を数個入れた小皿(ピラミッドのようには積まず)をのせて、2階の窓から屋根に置いて(ベランダがないからかも)お供えしていました。

夫の実家のある富山県高岡市では、月見のお供、お彼岸の墓参りもしなかったらしく(家も近所も)、というのもそれはそれで面白いですね。

しかし天神様の風習はあり、新潟のような立体像ではなく、掛軸に描いてあるものを飾り、天神様が来る12/25、帰る1/25にはご馳走をそれ以外は鏡餅とお酒を供えていたそうです。

下中菜穂より天野さんへのお返事
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もしかして、浄土真宗?
浄土真宗は、本来の仏教の教えの通り、成仏したら霊魂が戻ってくるとは考えないようなので、 お盆や死後供養をしないそうですね。
お月見もしない、ということは、月見はやはり死後の世界との交流という意味合いもあるのかなあ!

◉熊野本宮大社の菊

熊野本宮大社の春の例大祭に使われる紙製の菊「挑花」無病息災の縁起物。神輿を飾った後、霊験があるとして配られる。

熊野を訪れた際、地元の知人からいただいた。この花を手作りするお年寄りばかり。このままでは使い将来花の作り手がいなくなってしまう。

その方はそれを危惧して、作業に参加するよいうになったと聞いた。その後どうしているだろう。

それにしても、なぜ春の例大祭に菊?

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