それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習(10)正月のしつらえ、縁起物

みなさん こんにちは。
2022年もあとわずか。
今年は旧暦カフェ自習にお付き合いいただき、
ありがとうございました。
皆さんとのやりとり、楽しませていただきました。

旧暦でいえば、まだ11月の半ば。新年は1月22日なのですが、
やっぱり年末年始は、すっかり新暦モード。
こればかりは旧暦でやっても、、、どうかなですね。

ということで、ひとつだけ皆さんに自習のご提案をして、
今年の自習の締めとしたいと思います。


◉「正月のしつらえ、縁起物」しらべの提案です

お正月のしつらえ、縁起物も時代により、地方により様々です。
それぞれの家の流儀はどんなでしょう?
屋台で売っている縁起物も初詣のついでに調べてみてください。
しめ飾り、鏡餅、門松、繭玉、さげ紙、、などなど
正月を迎えるためのしつらいも地方ごとに特色を残しているようです。
たとえスーパーで売っているものも案外地方によって違うみたい。
うちの「あたりまえ」は他では「へ〜そうなんだ!」という場合も多いようです。

これ以外にも、お雑煮、どんど焼き、小正月など、正月のまつわるどんなことでもお寄せください。
古いアルバムや記憶の中から発掘してみるのも面白いと思います。

実は私は「柳つり」のことがが気になっています。

何年か前、よく通っていた古道具屋さんが、
「こんなのあったよ」と見せてくれたのがコレ。
買い取った古箪笥の引き出しに残っていたそう。
私が「紙モノ」を探していることを知っていて、教えてくれました。

「柳つり」とあります。

中身はこんなのです。
木の枝にこれらをぶら下げるためのお宝セットです。
あ!アレだ。アレのことを「柳つり」というんだ!
私の遠い記憶の扉が、パカ〜んと開きました。
そうそう、古い写真にあったかも。

探してみると、、、
ありました!
1960年代の千葉神社の境内。初詣の母と私です。
赤い鯛はセルロイド、小判は金属だったな。
その手触りも思い出しました。
そういえば、あれは最近見なくなった気がします。

これ、買って!とおねだりしたのかな?
確かに買って帰って、家の飾ってあったのも覚えています。

「柳吊り」はいつ頃からあったのかしら?
江戸時代の風俗画にも、それらしきものを持っている人が描かれています。
「柳吊り」情報もご存知のかたは、ぜひ教えてください。

ではでは、次は来年のご連絡になりそうです。
良いお年を!

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日程:2023年1月上旬
参加形式:
今回は自習のみですので自由参加 参加費は不要です
場所:各自皆さんのおうちで。安全やマナーに気を付けて楽しく自由研究してみましょう!
※日程は目安です。ご都合に合わせてご参加ください

さぁ、あなたも #旧暦カフェ正月 してみませんか?

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エクスプランテ e-mail: u-yu@yj8.so-net.ne.jp
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