『 「くらしのこよみ 行事をたのしむ」リモートワークショップ 江戸時代の切り紙「もんきり」で作って使って考える 花咲く季節の「天道花」』オンライン(zoom)2021年4月17日(土)15:30〜17:30

来る2021年4月17日(土)、日本の春の摩訶不思議な行事「天道花(てんとうばな)」を共に楽しむリモートワークショップを開催いたします!

卯月八日(うづき ようか)、この日には、高い竿の先に野山の花束をくくりつけて掲げる「天道花」の行事が行われてきました。
1年間の農事が始まるこの時期に、この「天道花」が
山から神様を招来するための「めじるし」となるのだそうです。

やってみる!天道花の行事
コロナ禍の昨年、 江戸の切り紙遊び「もんきり」を楽しみながら旧暦のリズムで日本の年中行事を再発見する下中菜穂の体験型ワークショップ「旧暦カフェ」が開催できなくなった際に、「みんなが集まるのが今はむつかしいのなら、各々がそれぞれの空の下でやってみよう!」との下中の呼びかけで実現した 【自習ご報告】それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習 「卯月八日の天道花(てんとうばな)」も、よろしければぜひご覧ください。(少しボリュームがある読み物です)

どうです、あなたもこの春の大空へ
あなただけの天道花をかかげてみたくなってきませんか?
思いっきり、からだいっぱい!

今回のもんきりワークショップはビデオ会議 zoom(https://zoom.us/jp-jp/meetings.html 外部リンク)によるオンライン・リモートワークショップです。

zoomを利用されている方なら
いままで紋切りワークショップに興味はあってもご参加いただきにくかった
遠方の皆さまや、お家からなかなか離れられない皆さまにも
ご自宅から気軽にご参加いただけます。

ぜひご一緒に、春の行事を道しるべに、
わたしたちのご先祖の暮らしや時代へと思いをめぐらす知の冒険へ、漕ぎ出しましょう!


「くらしのこよみ 行事をたのしむ」リモートワークショップ
江戸時代の切り紙「もんきり」で作って使って考える 
花咲く季節の「天道花」

紙を折って型紙の通りに切り、そっと開くと手の中に美しい日本の「かたち」(家紋)が舞い降ります。
これが江戸時代の切り紙「紋切り」です。実は「家紋」は家の印であるだけでなく、
文様文化の基礎になる「言葉」のようなもの。そのひとつひとつにはたくさんの物語が潜んでいます。
ご先祖さまたちはこれらの「かたちの言葉」を暮らしの中で使いながら育ててきました。

日本の文様の中で最も多いのが植物の文様。
どんな植物が選ばれているか、どういう意味合いで使われているのか、
それを紐解いていくと、そこには私たちのご先祖さまの自然観が見えてきます。

卯月八日(旧暦の4月8日、2021年は5月19日)には、
長い竿の上に花束を結びつけて掲げる「天道花」の風習が各地にあります。

この行事に合わせて、「もんきり」で花の紋を作ってみましょう。
手の中で次々と花が開く楽しみは格別です。
そして、紙の花で天道花を作って飾ってみましょう。

卯月八日の風習や文様の話を織り交ぜながら手仕事をします。
ワークショップでお作りいただいた「もんきり」は
キットの同封のカード用紙でカードなどに貼ってご利用になれます。

「もんきり」リモートワークショップは今回で2回目。
実際にやってみてみると対面してのワークショップとは違う良さもあるということも発見。
まだまだ続きそうなこの不自由さを新たな可能性へとつなげていければと思います。
災い転じて福となす。コロナに負けず、楽しい時間をすごしましょう!

下中菜穂


「くらしのこよみ 行事をたのしむ」リモートワークショップ
江戸時代の切り紙「もんきり」で作って使って考える 
花咲く季節の「天道花」
開催概要

日時:2021年4月17日(土)15:30 〜17:30
下中菜穂(造形作家 もんきり研究家)とご一緒に。

参加費(もんきりキット「咲く」代。税・送料込):
 一般参加 4,500円
 くらしのこよみ友の会会員 3,300円

ご準備いただくもの:
 ・ハサミ(紙を切る用)
 ・カッターマット、カッター
 ※ご自宅にカッターマットとカッタ―がない方で、当日までに準備するのがむつかしい方は、別売りのオプションキット「道具」(460円)をワークショップお申し込み時に同時購入もしていただけますのでご安心ください。

参加申し込み締め切り日:延長しました
 2021年4月11日(日) 4月14日(水)まで

ワークショップ詳細とお申込みなど:
下記「くらしのこよみ友の会」リンクで詳細をご覧の上お申込みいただけます。
https://tomonokai.kurashikata.com/items/296893554d95
 *2021/3/30早朝サーバーメンテナンスのため一時ご覧いただけない時間があります


当リモートワークショップ主催の うつくしいくらしかた研究所「くらしのこよみ友の会」は、衣・食・住・酒・花・旅などを入口に、「七十二候に沿って旬を愉しむ」というテーマについて、1年を通じて語らうクローズド オンラインサロン。
下中も日本の四季の「行事をたのしむ」コラムなど、客員研究員として参加しております。

「くらしのこよみ」うつくしいくらしかた研究所HP
https://www.kurashikata.com/

「くらしのこよみ友の会」HP
https://tomonokai.kurashikata.com/

今回のリモートワークショップは、くらしのこよみ友の会会員の皆さまだけでなく、広く一般の方もご参加いただけるオープンワークショップですので、この機会にぜひ皆さまお誘いあわせの上お気軽にご参加ください!

【紋切り型】シリーズ著者の下中とともに、
遠くの方もお近くの方も、共に一つの同じ場(ネット)で
江戸時代の人々が机を囲んで紙を片手に鋏を握り語らい合ったように、
春の喜びにあふれる「紋切り」の切り紙をつくり
古くから伝わる行事について思いをめぐらせてみませんか。