【自習ご報告:1】それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習(6) 夏越 輪の向こう側は?

◉旧暦カフェ 「やってみる」自習シリーズ

今回の「旧暦カフェ」自習は夏越の「茅の輪」、「新暦」での提案でした。
それぞれのご自宅での自習版 旧暦カフェ・ワークショップの呼びかけました。

それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習(6) 夏越 輪の向こう側は?2022年6月30日(木)
https://www.xpl.jp/ws-20220630jisyu/

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茅の輪の旅

恵比寿にある「影丘の家」で、季節の行事の展示をすることになりました。

さて、どのように作ろうか。
まずは藁で芯になる輪を作ってから、そこにチガヤで肉付けをすることに。
輪っかを持って電車で移動、それもなんだかパフォーマンスとして面白かったです。
でも、都会の人はほとんど「見ない」のですよ。なんだかそれは残念。
なんですか?って聞いてくれてもいいのになあ。変な人は「見ないふり」なのかしら。
唯一、ベビーバギーに乗った女の子がニコニコ手をの伸ばしてくれたのですけどね。

しめ縄作りの時に「藁すぐり」をして、残った細かい藁がとってありました。これを使おう。まずは、ドーナツ型に置いて。

えいえいと、麻ヒモでまとめていきます。なんだか巣作りをする母鳥になったみたい。


くさっぱら公園で作業をしました。公園にぽっかり空いた不思議な「穴」みたい。吸い込まれそう。

チガヤはどこに? 線路の脇にしょぼしょぼ生えているのを刈っては集めました〜。かなり、、怪しい人だったかも。

しっかり干して。(部屋の中はいい香り)

さて、輪っかを運びます。

ドキドキ。

あれ、誰もこっちをみないな〜。

もっと日常の中に不思議を!民俗伝承パフォーマンス?!。都会人よ、目を覚ませ〜(不穏な発言。暑さで頭壊れてるかも。笑)

景丘の家のスタッフと一緒に仕上げ。青い草を足して、ぎゅっと締めて、いいチームワーク。
作業しながら、草の精気と輪の力強さを実感。

ちょっと宙に浮く感じで吊り下げました。たちまち空間が変化します。
今年初めてのセミが鳴き始めました。

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「景丘の家」 6/24(金) 16:00〜伝承行事展示
『夏越(なごし)~茅の輪くぐり~』https://kageoka.com/free/17550/