【自習ご報告:3】それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習(6) 夏越 輪の向こう側は?

◉旧暦カフェ 「やってみる」自習シリーズ

今回の「旧暦カフェ」自習は夏越の「茅の輪」、「新暦」での提案でした。
それぞれのご自宅での自習版 旧暦カフェ・ワークショップの呼びかけました。

それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習(6) 夏越 輪の向こう側は?2022年6月30日(木)
https://www.xpl.jp/ws-20220630jisyu/

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西村優子さん(川崎市)
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先日、高知のコウゾ畑に行ってきました。
畑の隅には、茅がたくさん積まれていました。茅場(かやば)と言うそうです。
乾燥させた茅を土に撒いておくと、土が良質になるとのことで、
出番までここに置いてあるそうです。自然の循環を教わりました。


コウゾの皮は、和紙の原料になりますが、原料にできない皮をもらいました。
高知では、コウゾのことを「かじ」と呼ぶそうなので、
茅の輪ならぬ、手のひらサイズの「かじの輪」をつくってみました。
人はくぐり抜けできませんが、気持ちだけでも。。




下中菜穂より西村さんへのお返事
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おお!
茅刈りや茅場のことは書物では知っていたのですが、
まだちゃんと続けているのですね。素晴らしい!


実は、夏越の茅の輪も、もともとこの時期に茅刈りの農作業があって、
その素材で作られたのではないか、、、という気がしているのです。
というのも、やってみると草を刈り、草を干しす作業は結構な労働でした。
忙しいこの時期にわざわざ茅の輪のためだけにやるのか?という疑問がフツフツと。
もしかしたら、まずは農作業ありきの風習かも知れないなあ〜と。


蘇民将来の伝説でも、「小さい茅の輪を腰につけると疫病にかからない」
と書かられていますので、この小さい輪も大きい輪より先にあったのかも知れませんね。

Instagramでも 「夏越しの祓え」の自習報告がありました。
みなさんの投稿、まだまだお待ちしております。