【自習ご報告:4】それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習(4) 「天道花(てんとうばな)」

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◉旧暦カフェ 「やってみる」自習シリーズ

旧暦4月8日(2022年の新暦では5月8日)は【卯月八日の「天道花(てんとうばな)」】。それぞれのご自宅での自習版 旧暦カフェ・ワークショップの呼びかけました。

引き続き、呼びかけに応じて届いた地域の情報や報告をお届けいたします。

それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ特別自習リンク:
あなたもおうちで参加してみませんか?それぞれの旧暦カフェ・ワークショップ 特別自習 「卯月八日の「天道花(てんとうばな)」2022年5月8日各自自習のため自由参加、参加費不要です

「旧暦カフェ」とは、旧暦の時間軸で日本の年中行事を見つめなおすエクスプランテの体験型ワークショップです。
行事を通じて伝えてきた人々の暮らしと知恵から学び感じる、知的好奇心をくすぐる自由研究の時間。

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Nさん(東京)
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今朝、遅延の天道花をやりました!
妙正寺川の緑道を散歩して、目についたお花たちです。
なずながロケットみたいでかわいい。
アパートの1室でやると秘密結社感がありありですね。




下中菜穂よりNさんへのお返事
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このナズナはマメグンバイナズナという種類。ナズナはハート型だけど、こちらは種が丸い。
私はこの軍配くんが好きです!
都内でもこんなに集められるんだね。
確かに、秘密結社めいている。笑
うちの天道花はドライフラワーになって揺れています。
これもまじないに使いましょう。ハハ、本当に魔女の秘密結社だね。



スタッフO(さいたま市)
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4日遅れの天道花です。
SNSで「天道花は、赤花のこと」と紹介していた地域もあったので
赤いお花を探してみました。
ツツジは枯れていましたが、野生化したゼニアオイを見つけました。


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また、三重県の岸さんとはこんな対話も交わされました。

「天道花」については全く知りませんでした。父や夫にも聞いたのですが知らないとのこと。
いまは車で通りすがりに見たところでは、ツツジ、芍薬、アマリリス、薔薇など、図書館ではボランティアさんたちが植えてくれたゼラニウムが花盛りです。

「花まつり」は知っているだけで、実際に体験したことはないのですが、甘茶の思い出がひとつだけあります。
約30年ほど前、体調を崩して入院していた時に同じ病室の隣のベッドのおばあさん(那智山在住)から聞いた話。

ムカデが出たら「甘茶や!甘茶や!言うてムカデにお茶かけてみぃ、ムカデ死ぬど。」お茶は普通のお茶でよいそうです。
ちなみにトカゲは「トカゲ!」と呼んだら立ち止まって振り向くそうです。(トカゲは人間の言葉がわかるらしい。)

隣のベッドのおばあさんの話。面白い〜。
実は呼びかけには詳しく書かなかったのですが、
江戸から明治にかけて、甘茶が虫除けに効くとされて、たいへんもてはやされたみたいのです。

墨に混ぜて「ちはやぶる 卯月八日の吉日よ かみさげ虫を成敗ぞする」などと書いて戸口や便所に貼ると、蛇や百足などの害虫を避けるまじないになるなど、霊験があるとされた。

このおばあさんの記憶にはそんなカケラが潜んでいるんですね。

甘茶にそんな力があるなんて!

花をめぐる行事と言えば、私は三重県熊野市の花の窟(はなのいわや)神社を思い浮かべます。
日本最古の神社と伝えられ、季節の花を供えて(高い所に逆さに吊しています)伊弉冊尊(イザナミノミコト)を祀っています。
https://www.city.kumano.lg.jp/kankou/vr/hananoiwaya/index.php
https://hananoiwaya.com/hananoiwaya/iwaya_maturi.html

これ知らなかった。
花を立てる、のではなく、花を下げる!
それもこんな磐座に。
わああ。さすが熊野だなあ。みてみたいなあ。
中国語で花は「文様」のことでもあります。
花ってなんだろう?花、鼻、端、、、。

先日、図書館の絵本よみきかせボランティアさんたちに、前回の自習で学んだハハコグサの話をすると、早速、ハハコグサを摘んで図書館に届けてくれました。
今、ウクライナの募金箱の隣に飾っています。

ハハコグサも益々気になることばかり…。
みなさんのご報告、まだまだお待ちしてます!

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